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養老 孟司 豊崎 洋子 ステュウットAヴァーナム‐アットキン

アイビーシーパブリッシング

カテゴリー:Book

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カスタマーレビュー

思考のヒント  (2008-08-31)
 この本のタイトルの本当の意味を知らなかったのだが、英訳されたものを読んで、やっと分かった。バカだからあることを理解できないのではなく、学ぼうと思えば学べるのに、自ら学ぶことを拒否し、「壁」を作ってしまっている―それがこのタイトルの意味である。
 常識とつまらない知識の集合とは違うと著者は言う。大部分の人は後者を常識と勘違いしている。大部分の常識は「ある人から見た」事実にすぎない。我々はこのことをよく心にとどめておく必要がある。科学もまた絶対的な事実ではない。たとえば、素粒子物理学には科学的な限界があることがすでに明らかになっている。科学を支える数学にさえ、限界がある。私たちはこれをどう解釈すべきなのだろうか。 我々は事実のほんの一部しか知らない―まずここからスタートしなくてはならないだろう。そうしなければ、私たちは学ぶことを拒否し、どんどん「バカ」になっていってしまう。
 著者は、生まれつき人はそれぞれ違っているのだから、個性を育てる必要はなく、むしろ他人を理解させる教育が必要なのだと言う。しかし、そうではない。今まで受験中心の詰めこみ教育をしてきて、果たしてどれだけの人間が個性を伸ばせただろうか。今までの日本の教育は、三流を二流にしたかもしれない。しかし、たとえてみれば、イチローや野茂のフォームを無理やり矯正し、一流を二流にもしてきたのだ。そういう意味で、個性を重視する教育は絶対必要だろう。
 養老孟司の著書は初めて読んだが、納得できない部分も多かった。しかし、いろいろな問題について深く考えるきっかけにはなる。考えるヒントとして読んでみてもいいかもしれない。

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痛快で分りやすい論理。  (2007-07-07)
誰もが陥ってしまう物事を理解したと勘違いして自分でも気が付かない「バカの壁」が分りやすく書いてあり社会問題となっている教育に関する考え方に共感しました。筆者が教えていた大学での経験は特に面白く近頃の大学生はそうだと思っていましたが最高レベルと思われる学校でも似たようなものだと知り驚くやら吹き出したくなるやらで痛快でした。先生とは自分の生き方や考え方が生徒の手本になるようでなければならないと言う意見は本当にそうだと思いました。レベル5ですが英文は比較的簡単で巻末に単語リストも載っているのでお勧めのペーパーバックです。

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読みやすい  (2007-05-28)
簡単な英語でまとまられているせいだろう、洋書など英文はなかなかスラスラ読めない自分でも、楽しく読むことが出来た。
新書でも読んだが、こちらの英語盤の方がスッと頭に入った程。
養老さんの著作は人気があるし、もっとこのシリーズで出して欲しいと思う。

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