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木村 剛

ナレッジフォア

カテゴリー:Book

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カスタマーレビュー

ビジネススキル本として読んではいけない  (2008-03-01)
頭のいい人は親指が太い??

何のことかと思いましたが、筆者がある経営者にインタビューした時のこと

“頭がいいこと”は“親指が太いこと”と同じ程度の意味しかない
「親指が太いから、あの人は仕事ができる」なんて言わないだろう。

と言われたのがタイトルになったそうです。

ここでいっている“頭のいい人”というのは学校での秀才だった高学歴の人と言う意味で、
そういう人は、試験で高得点をとるために
簡単な問題から解いていき、難しい問題は回避する傾向があり、
答えのない問題には対応できないか、
もしくは、答えがあると錯覚して時間をかけて検討します。


しかし、ビジネスで起こる問題は基本的に答えがなく
統計などの調査を使っても、
過去も事実でしかないので未来のことは分かりません

市場や消費者は常に変化するので、
スピードが必要でのんびり考えている人は
勝つことができないのです。

だから、頭のいい人=高学歴の人は、ビジネスでは成功しないと
筆者は言い切っています。

高学歴の人も、いろんな人がいるので一概には言えないと思いますが、
東大卒で日本銀行をやめ起業をした筆者の言葉には
説得力があり共感を覚えました。


ビジネススキル本として読むと、やや中途半端ですが
起業を目指す人や現状をかえたいビジネスマンには
元気の出る本だと思います。

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脳みそを絞るべし。(p156)  (2008-02-01)
本音の経営学が学べる、思ったよりも価値のある本です。
かなり厳しいレビューがあるけど、立ち読みしたら、宝物に出合った感じですよ。

1冊の本からすべてを学ぼうと思わずに、気楽に読んでみると、この本の価値がわかります。
この本で気に入ったところを折り込んだページは、13ヶ所ありました。

p31 売れる値段がわかれば億万長者になれる
p48 わからないけど決断する
p107 もがいて途方に暮れると頭が強くなる
p133 結論を搾り出して全身全霊で突っ込んでいく
p182 雇用責任はかなり重たい

サラリーマンと経営者の本質的な違いを学ぶことができます。
会議の多数決に頼っている会社は、ひょっとしたら生き残れないかも知れませんね。
読み手には、かなり厳しい内容です。

ビジネスの小説を読むようにも楽しめるけど、経営者の立場で考えると「経営学」の魂の本質が学べるように思われます。
それを考えると星3つでは、少なかったかも知れませんが…。
「思ったよりも、良かった」と思える1冊です。

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起業する人にお勧めです  (2007-12-03)
「頭がいい」「仕事ができる」事と「ビジネスで成功する」事は全く異質なことである、という事がたっぷりと書いてあります。

ただし対象読者は、あくまでも「起業」する方ですね。比較的新しい業種や古い業種でも新機軸を切り口に単身ビジネスをスタートし、100人、200人の経営規模まで成長させる、という前提のビジネス・プランを持っている人が対象になろうかと思います。今まで会社員だった方が同じ仕事を独立して個人で行う場合や、ある程度の成熟事業で安定した経営基盤を目指す、という場合はあまり参考にならないかも知れません。

個人的にはお勧めです。

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足腰の強い人に連続的に殴られている感覚それが気持ちいい!?  (2007-07-19)
橘玲氏が株をギャンブルと書いたのを読んで「確かにそうだ、言い切ってくれてありがとう」とよい気づきをもらったが、木村剛氏が本書で「ビジネスはギャンブル性が強いと言い切っていい(p.71)」と言っているのに対してまず一発殴られた感じがした。冷静に考えて徹底的に「正しいこと」をしていれば、ある程度成功をすると甘い思い込みがプリンのように軟弱に思えた。確かに、そういうギャンブル性の強い世界では「頭の良さ」よりも、「肝」や「胆力」などの気合が勝る。

頭をガツンとやられる気づきが満載の本だ。ガンガンやられていくうちに、そのパンチが心地よくなってくる。このパンチを潜り抜ければさらに強くなる自分がその先に見える気がするからだ。自分の成長の可能性を知ることは多くの人にとって喜びにつながると思う。

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元コンサルタントとしての切れが感じられない  (2007-05-23)
親指の太さと頭の良さがビジネスの成否に与える影響は同程度というのが主旨。東大卒がビジネス界で成功できる保証はないという当たり前のことがあたかも新発見のように記されている。東大卒でエリート官僚でビジネスをやってみようという人には参考になるのかもしれないが、実際にビジネスをやっている人には非常に傲慢に感じ取られる内容が少なくない。仕事に純粋に喜びを感じる人は「もがく」ことに抵抗がないし「もがいている」と感じないのだろうが、本書では自分自身の苦労体験から「経営者はもがかなければ一人前でない」と正当化し、東大卒でもビジネスで成功しないことを正当化しているようにも読めてしまう。実家でスーパーを経営している立場からいうと大企業管理職としての視点ばかり目立つ。たとえば、ナンバーツーを育てて任せろ、と力説するが、ごく僅かの超大企業でもなければ、そんな余裕はないし、起業した人ほど情熱をもって自ら選んだ仕事で汗をかくのではないかと考える。経常赤字の銀行と書店で全くみない雑誌の編集長として「もがく」ことの前に、自ら従業員と汗をかくことをしないと、これまで応援してきた読者も離れてしまうのではないか。東大卒三流経営者の発想法が垣間見える気がするのは自分だけであろうか。

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