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「らくたび文庫」編集部

コトコト

カテゴリー:Book

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税込価格:¥ 700  (定価:¥ 700)

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発売日:2008-05

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カスタマーレビュー

祇園祭の見所を満載  (2008-07-05)
祇園祭は京都の夏の風物詩です。
提灯に火が入り祗園囃子が流れる宵山の風情は、京都の雅さを感じさせますし、浴衣と露店の組み合わせは、典型的な夏祭りの様相を示しています。17日の「山鉾巡行」は都大路に繰り広げられるイベントで、平安時代より伝わる疫病退散を祈った由緒あるお祭りで、狩野永徳を始め多くの洛中洛外図でも記されている祭りだからこそ現代人にとって興味深いのだと思われます。

本書は、そんな祇園祭の見所や現存している32の鉾や山の特徴や由来を丹念に紹介しながら、文庫サイズで提供してくれた優れものです。オールカラーですし、絢爛豪華な動く美術館とも称される胴掛けや見送りなどの装飾品の素晴らしさもあますところなく伝えています。地図も行事予定も丁寧にかかれていますので、これを持ちながら、宵山(宵々山、宵々々山)のそぞろ歩きを楽しんでください。街の至る所で、老舗の大店が家宝の着物、屏風、兜を展示して、道ゆく人の目を楽しませてくれる屏風祭りもまた祇園祭の楽しみです。

新町通りを上がりながら、南観音山、北観音山、八幡山をたどり、室町通りの下がりながら黒主山、鯉山、山伏山、菊水鉾、鶏鉾、綾傘鉾と続く宵山のそぞろ歩きは好きなコースの一つです。

祇園祭は一ヶ月かけて行われますし、お稚児さんを取り巻く町衆の人々の苦労や、山鉾保存会の方々の苦労は並大抵ではありません。伝統的な神事や節目の行事も押さえられていますので、これ1冊で十分鑑賞し楽しむことができます。 700円という廉価ですが、内容は濃く、物足りなさは感じません。これがあれば祗園祭の通になれると思います。

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