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Victor Entertainment,Inc.(V)(D)

カテゴリー:DVD

セールスランキング:1961

税込価格:¥ 5,231  (定価:¥ 6,090)

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発売日:2008-09-16

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カスタマーレビュー

「評判通り」の映画  (2008-11-04)
評判通りの作品である。ポジティブな受け止め方をすると、特務機関の男とその暗殺を謀る
スパイの女だからこそ生まれる倒錯した愛情表現は、「愛の嵐」のように見ごたえがある。
また秘密の部屋での性愛描写は、「愛人・ラマン」同様、湿気を含んだ匂いを漂わせている。

しかし、である。憂国の情から生まれた学生仲間のスパイごっこはちょっと稚拙すぎないか?
また二人の最後の瞬間は、設定が巧いだけにあまりに何も起こらなさすぎないか?また特務
機関として事実を掴んでいたというなら、泳がせすぎていないか? 要するに怖くないのだ。

(私個人としては好きな男優ではないが、)トニー・レオンは、確かに上手いと思う。また
新人女優のタン・ウェイも、予想以上にインパクトがあった。従ってサスペンスとして観る
のでなく、「色戒」という額面通り受け止めると、「評判通りの映画」だと思えるのである。

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トニーレオン金字塔作品  (2008-10-09)
 インファナル・アフェアシリーズで名高いトニー・レオン。
 実はこれが初めてのトニー・レオン映画館作品だったのだが、素晴らしいの一言に尽きる。トニー・レオンという俳優は、特別美男子というわけではない。インファナル・アフェアシリーズで共演したアンディ・ラウと比べれば解ることだし、ジャッキー・チェン、ジェット・リーのようなアクション性を売りにしているわけでもない。それでは彼の最大の魅力はどこにあるのか、という問いの答えが、この「ラスト、コーション」にある。
 抗日運動側の女スパイ、ワン・チアチーを虜にするその視線のみならず、立ち居振る舞いに品があり、隙が無い男、決して心の内を明かさない男が、「お前の言葉だけは信じよう」と言い、その愛の証として大粒のダイヤの指輪を贈る。「それをつけた君を見ていたい」「僕が側にいる」と言ったときの表情は、観客を陶酔させるに十分、いやむしろ昇天させるというべきか、そして何より、女の正体を知り、処刑の命令を下した後、その女のベッドに座り、独り涙する。その時の背中がまた、いいのである。
 演技とは何かを十二分に知り尽くしている彼は、その演技力のみで勝負している。それ故か他のアジア人俳優から比べて欧米での知名度が格段に落ちるらしい。いかにも見た目重視のハリウッドらしい。が、この作品を見た人だけは、確実に知っているのである、トニー・レオンがいかに凄い俳優であるかということを。

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見どころあるが、二人の駆け引きもっと見たかった  (2008-09-20)
前半は、女主人公の話が中心で、後半1時間で2人の愛憎・駆け引きが描かれます。

前半は正直いらないくらいの内容で、描かれているスパイ活動や仲間との関係など
ほとんど無駄な内容と思いました。

後半のトニーレオンとタンウェイの駆け引きや恋愛表現は、一見の価値があり、
なかなかのものでした。
お互いの気持ちを歌を通して通じる場面は、感動ものです。
過激な表現より、限られた時間で瞬間的にお互いを感じあうような場面がもっとあれば
すごい映画になったと思える作品です。

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伏し目がち、時に覗き込むように  (2008-08-10)
タン・ウェイという女優はとびきりの美人ではないのですが、
長いまつげを駆使した目の演技で、とびきりの美人になっていました。
まつげをばっちりカールさせず、自然な感じに仕上げてあるので、
目を伏せた時にできる影がセクシーでした。

膝丈のタイトなスカート、ハイヒール、長くきれいに塗られた爪、クラッチバッグは
活動的な女性にとってはどれも不便なものですが、
体の動きの自由を制限することで、動きや佇まいに優雅さが生まれていました。

タン・ウェイ自身の演技力もさることながら、
こういった小物類による外付けの魅力も素敵でした。

映画の内容からは逸れますが、学ぶところの多い映画です。

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脚本に致命的な欠陥あり  (2008-06-26)
1940年代、日本支配下の中国で、
日本の傀儡政権として恐れられていた高官の暗殺をめぐる物語。
演劇部の学生だった女優が、身分を偽って高官に近づきます。
女性の魅力を使って高官を誘惑し、暗殺のチャンスをうかがうのですが…。

脚本における最大の欠陥は、彼女がそこまでリスクを負って
高官暗殺に執着する理由が最後まで示されなかったことです。
例えば肉親を殺されたとか、強烈な怨恨があるなら分かるのですが、
演劇部の学生たちがある種のノリやファッションで
政治活動に走っているようにしか見えませんでした。
これがないまま、2時間半の長尺は過ぎていってしまい、
納得感の薄い後味を残すこととなったのです。

当時の香港や上海を忠実に再現したであろう映像美や、
任務にひた走りながら心を奪われてしまうトニー・レオンの憂いを帯びた演技、
コーヒーカップについた口紅の跡などからじわりと妖艶さを醸し出す
ディテールにこだわった演出など、
その他の要素が完璧だっただけに残念でなりません。

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