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Happinet(SB)(D)
カテゴリー:DVD
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発売日:2008-11-28
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カスタマーレビュー ![]()
もはや、「独自性」のレベルを超越してしまった感のある第2シーズン
(2008-12-06)
私は第1シーズンを観て、「独自の改変・工夫が目立つ」と書いたのだが、この第2シーズンには、何と、ミス・マープル物ではない2作品が含まれており、もはや、そんなレベルを超越したものになってしまっている。
ちなみに、これは、現在、「ミス・マープル ムービー・コレクション 」としてDVD化中の、MGMが40年以上前に取った手法と全く同じなのだ。現在のアガサ作品の著作権管理は、孫のマシュー・プリチャード氏が理事長を務める「クリスティー財団」が行っていると思うのだが、伝記にも明記してある生前のアガサの酷評振りを百も承知しているはずの彼が、なぜ、また再び、こうしたやり方に許可を与えたのか、私には全く理解できない。
その「シタフォードの謎」は、設定、ストーリーとも、原作とは全くといっていいほど変えられており、ここまで変えてしまうと原作の面影もほとんどなく、これは、オリジナル・ドラマに、「クリスティー」、「マープル」というブランド名を冠しただけといってもいいくらいだ。作品の内容自体は、MGM作品とは違い、原作よりも波瀾万丈で、面白くなっているのが救いではある。
「親指のうずき」は、マープルがトミーとタペンスの代わりを務めているのではなく、何と、マープルと彼らとの共演になっているのだが、人気の彼らをワトスン役に落としてまで、わざわざマープルを絡ませることにどんな意義があるのか、私には、理解できない。内容的にも、映画「アガサ・クリスティーの奥さまは名探偵」の方が、よほど正統的な良い作品に仕上がっている。
原作物の「スリーピング・マーダー」も、緻密に組み立てられ、良く出来た原作を、やたらと込み入っただけの陳腐なドラマに改変してしまっているが、「動く指」は、新シリーズの中では最もオーソドックスなアガサ作品に仕上がっており、ミステリとして以上に、上質なラヴ・ストーリーとして、なかなか見応えがある。

