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Warner Vision
カテゴリー:Book
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発売日:2003-08-25
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カスタマーレビュー ![]()
Connellyの異色作:ベンチャー企業の科学者が陥る恐るべき罠
(2003-12-07)
Harry Boschシリーズで有名なMichael Connellyの作品だが、これはBoschとは全く関係なく、いわゆる刑事モノでもない。ベンチャー企業で分子コンピュータに関する革新的な研究を行っているHenry Pierceは、新しく移り住んだアパートで、Lillyという全く知らない女性への電話を次々に受ける。彼女の素性に興味をもったHenryは、独自に調査を始めるが、どんどん深みにはまり、ついには殺人の容疑までかけられてしまう。Henryの動機には十分な必然性が感じられないものの、他のConnellyの作品と同様、ストーリー展開は速くかつスリリングであり、結末も十分意外性がある。彼の作品の中では、Void Moonが比較的近いかもしれないが、行方不明者を追うという点では、むしろHarlan Cobenの作品のイメージに近い。Boschシリーズのような重厚さは感じられないが、十分楽しめる作品である。英語は非常に平易で読みやすい。

まずまずの出来
(2002-11-29)
マイケル・コナリーの小説(特にハリー・ボッシュ物)は全て星5つだが、この小説は甘めに評価して星4つ(他の作家であれば星3つ)。面白いことは面白いのだが、主人公のヘンリー・ピアスが何故コールガールの失踪・殺人事件に深入りしていくのかが十分描ききれていないこと、エンディングがまとまりに欠けること、が辛口評価の理由。
ただ、彼の筆力は相変わらずであり、また、ストーリー展開が早いため、ついつい最後まで引っ張られてしまう。読んで損はしない一冊。

