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Riverhead Books
カテゴリー:Book
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発売日:2008-05
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心に残る悲しみと愛の物語
(2008-07-07)
ベストセラーとなり、映画化された『The Kite Runner(翻訳版『君のためなら千回でも』)』の著者カーレド・ホッセイニによる、心に深く残る悲しみと愛の物語である。
二人の女性、MariamとLailaは、それぞれアフガニスタンの政治情勢と、女性への差別の中で苦しみ、やがて力を合わせて幸せを求めるようになる。しかし、Lailaが劇的な再会を果たしたとき、彼らはあまりに過酷な運命に押し流されそうになる。そのとき、Mariamは重大な決断をする。
確かに『The Kite Runner』の方が劇的なストーリーであるが、個人的にはこの作品の方が好きである。淡々と物語が進むので、途中で少ししんどくなる人もいるだろう。でも、もう少し辛抱して欲しい。最後まで読めば、心に深く残るストーリーである。
そして、この本に描かれるアフガニスタンの方が現実味がある。タリバンの政治の怖さは、彼らが考える正義の狭さであり、その正義が人命よりも重いということだろう。『The Kite Runner』では、タリバンを悪魔のように描いてしまっているが、この作品を読めば、タリバンの政治の中で、文化人やインテリがどんなに生き難いか、そして女性に与えられた自由がどんなに少ないかがわかる。

