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ジェネオン エンタテインメント
カテゴリー:DVD
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発売日:2008-03-14
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カスタマーレビュー ![]()
4コマ漫画と映像はやはり別物
(2008-12-22)
業田義家氏原作、4コマ漫画の映画化です。2007年上映。
4コマ漫画といういわば贅肉を極限にまで削ぎ落とした表現方法を「純文学」と喩えると、連続した映像と音声とで構成される映画は完全な「大衆娯楽」「エンターテイメント」です。このまったく性質も意味も異なる2つの表現方法を、相互に行き来することはドダイ無理というものだと個人的には思います。オリジナル作品の根底には一種のアナーキーともいえる不条理性が色濃く根底に流れていてそのうえで「究極の夫婦愛」を伝えていましたが、そうした要素を映画にコンバートするにあたって、笑いとギャグを交えながらわかりやすく変換させてあげる必要があるのだな、と改めて思いました。だからオリジナルとはまったく別の物として鑑賞すると、これはこれでけっこう楽しめます。そして、ついホロリとさせられます。最後に少し嬉しくなれます。たぶん、映画はそれでいいのだと思います。
主演の中谷美紀さんといい、阿部寛さんといい、脇を固める西田敏行さん、カルーセル麻紀さんといい、それぞれが持ち場ですばらしい演技を披露していますが、最後はお互いに支え合う「究極の夫婦愛」が伝わってきます。確か原作の舞台は東京だったと思いましたが、大阪の下町、しかも通天閣の近くの飛田へと移すことで、エンターテイメントの要素がほどよくブレンドされています。
繰り返しますが、この映画をオリジナルと比較することは、あまり意味がないと思います。映画は映画として十分楽しめます。それにしても、阿部寛は40代に入ってからドンドンよくなっていきますね。

気づいて生きるか、気づけないで生きるか…
(2008-12-07)
ヤクザをあがりのギャンブル好きの男と、
幸福を追い求めるが、不幸ばかりを手にする女の純愛物語。
ストーリー的にはドラマティックなことはまるでない。
ちゃぶ台をひっくり返す滑稽なシーンをはじめ、独特のユニークさに満ちた作品ではあるが、
阿部寛がもの静かな役柄だったので、個人的には若干残念だった。
されど、言葉は少なくても「トリック」や「チームバチスタの栄光」などと同じく、
その大いなる存在感は健在で、
物語の最後には、さすが阿部寛と思わずにはいられなかった。
また、中谷美樹は、「嫌われ松子の一生」の松子系キャラで、
今回も体当たりの演技を見せてくれた。
彼女は本来清純派なのだろうが、期待を裏切る豪快な演技で、
クレージーな役柄を見事にこなしている。
作品の舞台が大阪の新世界だけあって、関西のノリが色濃いため、
きっと好き嫌いはあるだろうが、作品後半での人生訓は至極あたたかく、
心の奥深くにまで響いた。
足るを知れば、幸せは自ずとやってくるのだろう。

自制の詩
(2008-12-01)
業田良家の泣ける4コマ漫画を映画化。ちゃぶ台ひっくり返しシーンが合計5回、しかも内4回はスローモーションという水戸黄門の印籠的演出は、予定調和大好きなステレオタイプには受けるのかもしれない。『嫌われ松子の一生』で落ちる女を怪演してみせた中谷美紀の起用も、誰しも賛成しそうな無難なキャスティングだ。カンニングの竹山にでもやらせた方が原作にイメージに近いイサオ役にアベちゃんをあてたところが、堤監督の唯一のこだわりなのかもしれない。
しかし、暴走族時代に幸江を追いかけ回していたイサオと、パンチパーマで金を幸江にせびる現在のイサオとが、どう見ても頭の中でつながらない。ストーリーが断続しがちな4コマ漫画だけにいたし方ないのかもしれないが、エピソードの空白を埋めるべくしかるべき努力を怠っていたような気がするのだ。原作に忠実なエピソードの羅列だけではやはり映画にはなりえない。
特に、幸江が夢の中で回想するシークエンスでは、イサオと幸江の立場がまるで逆転してしまっていて、伏線どころか脚本としての最低限の脈絡が破綻しているのである。原作者のいいなりになってまったく演出力に欠けた映画を最近目にすることが多いが、本作品もまたその罠に陥ってしまった一作品なのかもしれない。業田なにがしがいちゃもんをつけてきたら、ちゃぶ台をひっくり返すぐらいの気概を見せてほしかった1本である。

自虐の詩
(2008-11-21)
これこそ極上のエンタテイメントです 最初から最後までテンポが良くて笑って泣けて元気に
なれる映画だと思います全然飽きずに見れるし楽しい なにより阿部寛の不器用な駄目人間
っぷりがなかなか様になってます。 貧しくたって元気に生きる人間の姿も描けていると
思います ちゃぶ台をひっくり返す名シーンも見事に実現 久しぶりに楽しめる作品でした★5つ

後半、怒涛の展開に注目
(2008-10-16)
不恰好な二人の暮らしの中に、確かに輝く人生の真実がある。
「日本一泣ける4コマ漫画」の原作に忠実に作られた、秀作です。
大いに泣かされました。
コメディタッチの導入部、回想シーンからの怒涛の展開は原作通り。
やはり中谷美紀の売春婦は秀逸でした。
嫌われ松子と似た演技に思えますが、味噌を付けたんですかね、
どうしようもない女を演じながらチャーミングで、
美しさが目に付くこともない。稀有な女優です。
他の俳優陣も芸達者が揃い、ぐっと引き込まれました。
漫画を先に読んで感動し、映画に挑戦したのですが、
実は最初、途中で観るのをやめてしまいました。
ちゃぶ台返しばかりが繰り返され、
観続けるのがちょっと辛くなったのです。
原作では違和感なく読めていたのですが。
それで残念ながらマイナス1点。

